人気メルマガ「チホウ政治じゃーなる」のブログ版


by kabashima_h
<抄録・チホウの出来事>
千葉日報2004年10月26日

 千葉市の納税不正免除事件で、千葉地検は花沢三郎被告に懲役2年を求刑。被告人質問で花沢被告は「志の実現のため県議を続けたい」と議員辞職の意思がないことを明確に表明した。
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# by kabashima_h | 2004-10-26 18:49 | 千葉県
 新聞記者時代からの習慣で、これまで個別の選挙では特定の候補者を応援しないようにしてきました。でも、今回は特例です。11月14日投開票(7日告示)の茨城県つくば市長選に立候補を表明している4人の候補予定者のうち、野口おさむ市議を支持します。

 1996年に起きたつくば市長選の選挙違反(買収)事件を取材したときに、当時すでに市議だった野口さんにお会いし、学園都市部の新住民が市政に無関心であることが事件の背景にあるという話をしてくれました(「国際研究都市TSUKUBAの汚れた素顔」として『DOKEN天国ニッポン』に所収)。以来、野口さんは市民派議員として、情報公開条例、オンブズマン条例の制定に尽力し、そしてついに市長選へ打って出る決意を固めたというわけです。

 野口市長が誕生し、その市政において彼が標榜する「市民政治」に反するようなことが万一起きたら、この「チホウ政治じゃーなる」で厳しく追及することを約束します。ですから、つくば市に知人・友人がいる読者の方はぜひとも、下記のホームページをご覧になったうえで(野口さんの人なつっこい「おばちゃん顔」をいっぱい見られます)、「おもしろい人が市長選に出るよ」と教えてあげてください。

野口おさむ・つくば市議HP
推薦団体「市民力つくば」HP

(なお、以上の支持表明はあくまで個人の立場で行なうものであり、私が代表
理事を務めるNPO法人コラボとは一切関係ないことをお断りしておきます)

メルマガ「チホウ政治じゃーなる」vol.299の「発行人より」から
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# by kabashima_h | 2004-10-25 12:31 | 茨城県
●公営選挙を悪用してポスター代「詐取」●

 選挙に出るには、まず供託金がいる。国政選挙なら候補者1人につき600万円(参議院比例区)か300万円(衆議院小選挙区、参議院選挙区)とかなり高額だが、地方の議員選挙なら都道府県議で60万円、市議で30万円(政令指定市は50万円)となる。しかも、国政選挙ほど手厚くないものの、選挙カーのレンタル料金やガソリン代、掲示板に張るポスター代などを公費で負担してくれる自治体は多い。

 もともと、法定枚数内の選挙ハガキはすべての選挙で公費負担されるので、マンパワーをボランティアでまかなえるのなら、それほど自腹を切らずに選挙戦を乗り切ることができる。こうした「公営選挙」によって「選挙に出やすい」環境を整え、有為の人材を発掘しようというわけだ。政党に属さない無党派・市民派の候補者には本当にありがたい制度だが、こんなところにも公金という甘い蜜を吸い取ろうとする不逞の輩が現れるのである。

 実際、この制度をないがしろにするような事件が栃木県栃木市で発覚した。99年の統一地方選挙でのことである。市議選後、定数(28)のほぼ3分の2に当たる議員がポスター作成費として公費負担の上限(42万8000円)いっぱいの金額か、それに近い額を請求したが、これが不正な水増し請求だったのだ。

 手口はこうだ。まず議員が公費負担の上限額で印刷業者にポスターを発注する。ふつうなら20万円程度で済むところを、「企画料」といったあやふやな名目の料金を上乗せするのがミソで、実際にはポスター以外にも名刺や後援会の案内などを刷っていたという。そして、限度額かそれに近い料金を業者が市役所へ請求し、市側も請求書のチェックだけで満額を支払ったというわけだ。予算内ならとりあえずOKという、いかにもお役所然とした対応だったのである。

 結局、栃木市議会は公費負担の上限を、インク代や紙代といった印刷代のみの12万6504円に引き下げる条例改正を議員提案で行った。約30万円まで認められていた「企画料」をバッサリ削ったのである。

 栃木市の場合は市民派議員の内部告発的な監査請求によって不正が明らかになったが、程度の差こそあれ、選挙費用の不正請求はどこの自治体でもあるという。こういう議員が税金の使い道をチェックしているのだから、財政赤字に苦しむ自治体が増えて当然である。

<2004年7~8月に日刊ゲンダイに連載した「亡国!税金のムダ遣い」より>
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# by kabashima_h | 2004-10-24 23:40 | 民主主義のコスト
<抄録・チホウの出来事>
読売新聞富山版2004年10月20日

 富山地域7市町村の合併関連議案を議題とする婦中町議会の臨時議会が再々招集されたが、合併に慎重な柞山数男議長がまた開会を拒否。議長は再び辞意を表明したが、辞職を認めると議会内の勢力が逆転する可能性があるため、辞職をめぐる議論は平行線のまま。議会が開かれなかったのは13日、15日に続いて3度目。
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# by kabashima_h | 2004-10-20 22:57 | 富山県
<抄録・チホウの出来事>
日刊県民福井2004年10月20日

 繊維、眼鏡など県内地場産業の技術革新や販路拡大などで地元の中小企業を支援育成しようと、県と総合商社の伊藤忠商事は戦略提携の調印式を開き、共同ビジネス開発の協定を結んだ。西川知事は「福井は物作りは得意だが販路開拓が弱い。総合商社のネットワークを生かし、県内産業を国内外に展開したい」と抱負を語った。
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# by kabashima_h | 2004-10-20 22:38 | 福井県
●名古屋市議は議会へ行くと1日1万円の旅費がもらえる●

 6000円で東京からどこまで行けるか。JRの在来線なら名古屋の少し手前まで、新幹線利用でも三島までなら楽勝だ。自動車で高速道路を飛ばせば、ガソリン代込みでも福島、新潟、静岡各県へ着ける。ところが、同じ額の交通費を東京都の練馬、板橋、杉並、世田谷、港、品川、大田、江戸川の区議は、区議会へ行くたびに「日額旅費」という名目でもらっているのだ。

 そもそも交通機関がもっとも充実した都心部であり、登庁といっても同じ区の中での移動だ。タクシーに乗ったところで料金はたかがしれているし、議員によっては自宅から議場まで自転車で行ける者もいるだろう。それでも、一律に1日6000円の定額が、本会議、委員会、公聴会など、とにかく招集を受けて出席すれば、その日数分支払われる。

 他の区議会でも5000円(千代田、中央、江東、墨田、台東、足立、北、豊島、渋谷、目黒)、4000円(文京)、3000円(中野、荒川、葛飾)、2500円(新宿)となっており、23区が区議の日額旅費として使った総額は02年度だけで2億7180万円にのぼった。総務省は「交通費や昼食代など、移動にかかる経費の実費相当分」との見解だが、実態は高額の「お車代」である。通勤定期代の実費支給が当たり前のサラリーマンには信じられない話だ。

 だが、6000円で驚いてはいけない。名古屋市議会では1年半前まで、政令指定都市でもトップクラスの1万5000円を市議に払っていたのだ。しかし、支給を定めた条例に金額が明示されていなかった点を名古屋市民オンブズマンから批判され、市議会選挙を目前にした03年2月に、過去にさかのぼって金額を特定するという「掟破り」の条例改正をへて1万円へ引き下げた。まさにドロナワを絵に描いたような茶番劇だが、それでも1万円という高値どまりだから、市議は笑いが止まらない。

 財政の苦しい地方の市町村では、車の走行距離に応じてガソリン代を支給したり、日額旅費そのものを廃止しているというのに、高額の「旅費」を受け取っている地方議員からは「家族がいるからなくなると困る」「知られていない唯一の小遣い」といった本音が漏れてくる。最近は、議員の質問回数や議場での態度などをチェックして採点する市民団体が増えてきたが、出席してすぐ退席する議員は「日額旅費稼ぎ」が目的かもしれないので要注意だ。

<2004年7~8月に日刊ゲンダイに連載した「亡国!税金のムダ遣い」より>
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# by kabashima_h | 2004-10-18 22:48 | 民主主義のコスト
 新潟県と富山県の知事選が17日に行われ、新潟県では前岐阜県局長の元経産省官僚、富山県では前消防庁長官の元総務官僚がそれぞれ初当選しました。最近の改革派知事には官僚出身が多いので、両知事の出自をとやかく言うつもりはありませんが、問題は投票率です。多党相乗り対共産系の一騎打ちとなった富山県が、過去最低だった前回の43.91%を下回るのは不思議ではありませんが、それにしても4割を切って37.27%とは低すぎです。

 新潟県の53.88%も予想よりかなり低い結果でした。いちおう与野党対立だったので、保守分裂だった前回(63.59%)並みは間違いないと思っていたのですが、候補者選考の段階で民主党県連が分裂し、旧自由党系の国会議員が自民、公明両党とともに元経産省官僚を担ぐなど、党利党略ならぬ個利個略が垣間見えたことに有権者は嫌気が差したのでしょうか。選挙離れは深刻です。

 今回の両知事選の選挙期間中、私のインタビュー記事が朝日新聞の両県版に掲載されましたので、よかったらご覧ください。なお、新潟版のほうには長野県知事を評価しているように受け取られる記述がありますが、「そういう時期もあった」という意味にご理解願います。

朝日新聞新潟版10月13日「知事の条件/識者インタビュー」
朝日新聞富山版10月15日「知事が変わると(6)」

メルマガ「チホウ政治じゃーなる」vol.298の「発行人より」から
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# by kabashima_h | 2004-10-18 12:42 | 新潟県
●視察報告書づくりまで旅行代理店任せ●

 全国の都道府県議の中で、いま埼玉県議が一番肩身の狭い思いをしていることだろう。昨年の暮れ、「埼玉県議会産業・防災アジア行政視察団」メンバー6人のタイ・バンコクにおける夜の行状がテレビ番組で暴露され、「夜遊び県議」として一躍有名になったからだ。番組放送後、県庁には「辞職しろ」との電話が殺到したが、議員たちは「やましいことはしていない」と弁明し、今もバッジを付け続けている。

 公式日程後のプライベートな時間帯とはいえ、この埼玉県議たちの行動は公人として恥ずべきである。だが、もっと恥ずかしいのは、多くの地方議会が地元固有の課題とは無関係な、パック旅行さながらの海外視察を平然と繰り返していることだ。

 全国都道府県議会議長会では春と秋の年2回、47都道府県議会に参加を呼びかけて海外視察を実施している。大手の旅行業者6社でコンペ・入札を行っているが、「お手盛りの観光旅行」と批判されることの多い視察の中でも、とりわけ非難を集めている。全国市民オンブズマン連絡会議の調査によると、議長会が主催した02年度春季欧州地方行政事情視察団(B班)には、秋田、新潟、富山、岡山、香川、徳島、佐賀など11県から28議員が参加し、イギリス、ベルギー、オランダを13日間の日程で訪問した。

 この視察は東京・赤坂に支店のある旅行業者が請け負ったが、その見積書によると、費用は1人当たり約90万円。参加した県議は帰国後に見聞の成果を報告書として提出することになっているが、その見積書には「報告書代3900円」という項目まであった。議員として最低限の義務である報告書さえ、業者任せというお気楽さだ。しかも、この低料金では、報告の中身も全議員同一だったに違いない。

 もっとも、その旅行業者もプロだ。同じような訪問国でも、きちんと目的を分けたコースに仕立てている。たとえば、同じデンマークでも、高齢者ケア、道路行政、産業共生、行政サービス、田園空間整備、広域連携とテーマを変幻自在に変えている。要するに、とにかく「行く」ことが目的で、視察の内容は二の次ということだ。

 そのコース案内の公共施設視察の部分には、「バッキンガム宮殿(衛兵交替は毎日ではありません)」との注意書きまである。きっと、「衛兵が動かんじゃないか!」と観光気分丸出しで怒り出す議員がいるのだろう。なにしに行ってるのか、怒りたいのは納税者のほうである。

<2004年7~8月に日刊ゲンダイに連載した「亡国!税金のムダ遣い」より>
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# by kabashima_h | 2004-10-17 22:36 | 民主主義のコスト
<抄録・チホウの出来事>
読売新聞神奈川版2004年10月15日

 台風22号が県内に大きな被害をもたらした9日、逗子市の長島一由市長が休暇をとって関西方面を旅行して不在だったことがわかった。当日は、市内でもがけ崩れや家屋損壊が発生しており、市民の間からは疑問視する声も上がっている。市長本人の説明では、街並みの景観デザインを個人的に「視察」するため、8日から4日間の休暇を取り、兵庫県芦屋市と京都市などを訪問。
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# by kabashima_h | 2004-10-15 22:50 | 神奈川県
<抄録・チホウの出来事>
奈良新聞2004年10月14日

 奈良市の鍵田忠兵衛市長が、94年に親族の遺産相続を受けた際に生じた市・県民税や固定資産税など延滞金を含め約450万円について、市が95年度に債権を放棄する不納欠損処理をしていたことが市議会で明らかになった。財政再建を公約に市長選に初当選した市長は、具体策の一つに「市税の厳正徴収」を挙げていた。
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# by kabashima_h | 2004-10-14 22:28 | 奈良県