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by kabashima_h

カテゴリ:三重県( 3 )

中日新聞=2004年9月17日>

 三重県朝日町議会は、昨年9月に公募で選ばれた小久保純一教育長の再任議案に議員から「民間の経営感覚は教育にそぐわない」などの反対意見が出され否決。また町長の町政運営が議会を軽視していると問責決議を全会一致で可決。教育長は「政治の道具として否決された。町のために頑張っていたのに残念だ」。

チホウ政治じゃーなる」vol.294の「抄録・チホウの出来事」より
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by kabashima_h | 2004-09-21 10:42 | 三重県
<中日新聞=2004年9月10日> http://www.chunichi.co.jp/

 野呂昭彦知事が県議会の代表者らと昨年7月に開いた懇談会で1人約2万2千円の飲食費を支出したのは違法として、三重市民オンブズパーソンが出席者全員を相手に、5千円を超える分の返還を求めていた住民監査請求で、監査委員事務局は「違法な公金支出には当たらない」として棄却した。

「チホウ政治じゃーなる」vol.293の「抄録・チホウの出来事」より
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by kabashima_h | 2004-09-12 23:37 | 三重県
 昨春、三重県知事を最後に政界から身を引き、早稲田大学の大学院で教鞭をとる傍らマニフェストの伝道師となっている北川正恭氏がこのほど『生活者起点の「行政革命」』(ぎょうせい刊、定価:本体1905円+税)を出版しました。三重県知事就任から数えて9年半、行政関係者は北川氏の名前を目にしない日はないほどの強烈なメディア露出度を誇っていましたが、なんと、単独での著書は初めてとのこと。「北川知事は本を書いてくれない」というのが、出版関係者の間では定評だったので、知事退任後とはいえ、この本をまとめた編集者の苦労が偲ばれます。

 本書の中で北川氏は、三重県知事時代の8年間を「新しい行政のビジネスモデルへの挑戦だった」と総括してみせますが、行政を、NPOのマネジメントなどでも最近よく使われるようになった「ビジネスモデル」と言い切ってしまうところがスゴイ。その三重改革の中身は第2章「行政システム改革」において、知事就任時にまず始めた「さわやか運動(サービス、わかりやすさ、やる気、改革)」から、これができたので安心して知事を退任できると見得を切った「政策推進システム・行政経営品質向上活動」まで詳述されています。

 興味深かったのは、やはり第3章の「首長のリーダーシップと緊張感のあるパートナーシップ」で、この中の1節で「生活者起点」と生活者重視、生活者優先との違いについて触れています。曰く、重視や優先には官主導の考え方がどこかに残っていて、「『生活者起点』は、換言すれば県民との協働(コラボレーション)を意味する」とのこと。ちなみに、この「起点」という言葉は職員との対話(ダイアローグ)を重ねるうちに、職員のほうから出てきたそうです。北川知事が職員との議論に膨大な時間を使っていたことは有名ですが、こういうことを延々と話し合っていたわけです。

 さて、北川氏が去った後の三重県では、後任の野呂昭彦知事が市町村重視路線に転じて、北川県政で減らした公共事業費が復活しつつあり、「ふつうの県に戻っている」との評も耳にします。北川改革が全て正しかったということでもないでしょうが、分権自治の現場における壮大な実験だったことは間違いありません。本書はそのレポートというわけですが、最後に北川氏は全国320万人の地方公務員に向けて「みなさんが地域の人々と協働し、『生活者起点』で新たな価値を創造していけば、この国は世界に誇れる尊敬される国になると私は確信している」とエールを送っています。

「チホウ政治じゃーなる」vol.292の「発行人より」から>
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by kabashima_h | 2004-09-06 00:14 | 三重県