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by kabashima_h

カテゴリ:栃木県( 1 )

●12月に任期満了となる栃木県知事選が大変なことになってきました。再選をめざす現職の福田知事と、自民党が擁立しようとしている宇都宮市長との一騎打ちの様相なのですが、ここにきて大田原市の千保市長が福田知事を支持しないと表明したのです。千保市長は前回知事選で、ほとんどの市町村長が元農水事務次官の現職知事を支持する中で、元今市市長の福田氏を「地方分権時代の知事は市長から」と訴えて、文字どおり政治生命をかけて応援し、「盟友」とまで呼ばれていたのです。

 その前回知事選のあと、拙著『知事の仕事』の取材で千保市長に会いましたが、「地方分権の時代が来るから、福田さんは出てこられた。4年前なら立候補してなかったでしょう。もし出ていても、今回のような結果(僅差での勝利)にはならなかった」と意気揚々と語ってくれたものでした。それから3年半。千保市長は下野新聞社の取材に「市町村軽視の県政を見過ごせない。市町村は夢を持って地域の特色を生かしたまちづくりをしているのに、県が全くバックアップしてくれない。失望せざるを得ない」と語っています。

 たしかに、長野県の田中知事に続く無党派知事の誕生に栃木県が湧き、「あの栃木でも」と奮起した千葉県の住民が翌年、堂本知事をつくったわけですが、当の福田知事は「したたか流」で独自カラーを抑えたせいか、パッとしない1期目でした。この盟友の反乱について、福田知事に近いとされる県議は「市町村のための県政を目指す知事が市町村を軽視することはあり得ない。市町村の要望をすべて聞いていたら、県政は立ち行かなくなる」と反論したそうです。台所が火の車なのは県も市町村も一緒。苦しい財政事情の中で、なにを切り捨て、なにを伸ばすか。首長の手腕がますます問われる時代であることだけは、はっきりしています。

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「チホウ政治じゃーなる」vol.293の「発行人より」から
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by kabashima_h | 2004-09-12 23:43 | 栃木県